塩引き鮭(切り身)5切入
「塩引き鮭」は厳選した秋鮭を使った新潟県村上市の名産品。調理しやすい切り身にしました。5切を板に乗せたパッケージです。
塩引き鮭(切り身)5切入について
塩引き鮭(塩引鮭)は、「鮭のまち」として知られる新潟県村上市の名産品。地元の村上近海でとれた男鮭の内臓やエラを取り出し、特選荒塩をすりこんだ鮭を数日置いて水洗いし、村上地方特有の浜風で寒風干しにして仕上げた最高級の鮭です。また、その姿の雄大さからも、ご贈答品として大変喜ばれる一品です。
村上の塩引き鮭の旬は10月~12月。産卵のため三面川(みおもてがわ)に戻ってきた鮭は脂が乗って肉質も締まっている最高の状態です。この一番美味しい時期に水揚げされた雄鮭を使用し、1本1本丁寧に仕上げます。
昔ながらの製法を守り丁寧に作られた「塩引き鮭」。塩引き鮭の一本物は姿もとても立派。ただ、ご自身でサバいていただく必要があります。こちらは切り身にして真空パックしたものですから、封を開けてそのまま調理できます。手軽に塩引き鮭の美味しさを楽しんでいただけます。塩引き鮭を適度にスライスし、5切れ入りのパックにしました。ご自宅用に、またギフトにぜひご利用ください。塩引き鮭(切り身)3切入、大き目サイズの塩引き鮭(切り身・大)2切入、分厚くスライスした塩引き鮭(切り身・特大)1切入もございます。
塩引き鮭の作り方ですが、水揚げされた鮭からまず内臓やエラを取り出します。続けて長期間保存できるように荒塩をすり込みます。数日間から1週間ほど置いた後、水で塩抜き、軒下などで寒風にさらします。この時期の村上では、至るところで吊り下げられた塩引き鮭を見掛けることができ、冬の村上の風物詩になっています。ちなみに頭を下にするのは村上独特の吊り下げ方。城下町だった村上では、鮭でさえもお殿様に頭を高く出来なかった、というのがその理由と言われています。
鮭は内臓やエラを取り出した後、寒風干しにする前(生の時)に計量し、木札を取り付け個体管理をしております。皆様へお届けする商品はこの「生の時に計量した重さ」を表示しております。寒風干しにしますので、仕上がった塩引き鮭は表示重量より軽くなりますが、その分旨みが増しているのです。塩引鮭は焼いてお召し上がりください。程よい塩加減と最高の鮭の旨みをお楽しみいただけるはずです。
鮭が上ってくる三面川(みおもてがわ)は朝日連峰にその源を発し、越後平野の北端村上市を経て、日本海に注ぐ美しい川です。今から二百数十年前の幕藩時代、文化5年(1808年)村上藩士、青砥武平治によってサケの回帰性が発見され、「種川の制度」が考案されました。「種川」とはサケのそ上・孵化を容易にするためのいわば保護河川のことで、日本で最初のサケの増殖法となりました。明治11年の人口孵化成功にともない、三面川の鮭漁はますます盛んになり現在に至っています。越後村上の美味しい塩引鮭、ぜひご賞味ください。
<塩引き鮭(切り身)5切入>
塩引き鮭の切り身5切を真空パックにしました。ホームページでも、実店舗でも人気の商品です。ご家庭用にぜひどうぞ。
焼き立てが一番ですが、冷めても美味しいのが村上の塩引き鮭。ほぐしてお茶漬けやチャーハンにするのも手です。好き好きですが、焼きすぎると固くなってしまいますのでご注意を。また、塩が適度に利いた身の部分はもちろん、パリっと焼いた皮も美味しいと大評判ですのでぜひお試しください。